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にん内科通信

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『タッチング』で心身に癒しを

春の訪れが感じられる季節になりましたね。この春でコロナ禍になり2年が経過しました。
流行が長期化する中、気持ちが落ち込んだり疲弊することが多かった方もいらっしゃると思います。感染対策としてソーシャルディスタンスを保つようになり、お互いに「触れる」ということが少なくなった2年でもありました。
そこで今日は、「タッチング」についてお話したいと思います。

看護の技術として、「タッチング」いわゆる「手当て」があります。
「タッチング」とは・・・非言語的コミュニケーションの一つとして、手や指で撫でる、さするなど、肌と肌とのふれ合いを通じた相互作用性のある行為であり、心のふれ合い、情緒の安定をもたらす。
と定義されています。

身体に優しく触れられることによって、脳の神経伝達物質「オキシトシン」が分泌されます。オキシトシンには不安やストレスを緩和する、痛みを和らげる、脈拍や血圧を安定させるという作用があります。
体調が悪く辛い時、不安な時にそばにいてくれるということを実感できると、安心感を得ることが出来ます。

ご家族やご友人などと、「タッチング」でお互いに癒しを得る方法もありますが、1人で過ごしておられる方は「どうしたら?」と思われるかもしれません。
そんな時は「セルフタッチング」というものがあります。
ゆっくりとした動きで自身の身体に優しく触れる(撫でる)だけでも、オキシトシンの分泌が増えるそうです。

春は気候や環境に変化があり、ストレスによって自律神経が乱れやすくなります。十分な休息を取るよう心がけると共に、「タッチング」「セルフタッチング」で心と身体を癒して過ごしましょう。

 

訪問看護ステーションFlorence
 看護師 髙橋麻貴

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