秋の夜長、味覚の秋
2025.11.28
「猛暑去りなん。」10月半ば、急に秋を感じる気候になってきました。これから冬に向かっていく時期、今年の冬は反転、寒くなるようです。
さて今回は食について少し。
私もようやく湯豆腐を旨いと「わかる」齢になってきました。
食材の豆腐には大きく分けて木綿、絹がありますが、其々に堅い・柔らかいお好みもあると思います。私は木綿、それも田舎豆腐のような堅めの木綿が好みです。
そもそも豆腐は健康食であり、カロリーも木綿で一丁218kcal、絹では168kcalとのことで、ダイエットにも向いています。
準備はいとも簡単。大きめの土鍋に利尻昆布を大きめにカットして水から戻します。
座布団のように土鍋底に大きく戻ることをイメージしてください。食材が昆布と豆腐だけなので、昆布はちょっと贅沢して良い利尻ものを選びましょう。数時間水でもどして鍋に火をつけ、沸騰直前で日本酒を適量入れて煮立ったら火を消します。
しばらく鍋をやすめて、豆腐と薬味、浸けだれを準備します。
豆腐は大きめに切り分けるのが好みです。
浸けだれはゆずポンズ。最近は星の数ほど種類がありますのでいろいろ試すのもよいでしょう。とてもシンプルな食材であるが故、薬味が立役者となります。薬味ねぎ、紅葉おろし、柚子こしょう、削り節、七味唐辛子など他にも多数。
いよいよ豆腐を入れますが、いったん火を止めた土鍋に1丁を2回に分けて入れるのが我流です。大切なのは、決して座布団昆布は取り出さずに、その上に豆腐を入れてください。座布団のおかげで豆腐にスが入るのを防ぎます。
豆腐がゆらゆらするのを眺めるのも風情です。
そして個人的に忘れてはならないのがアテの友、お酒です。
日本酒、大吟醸ならガッツリ冷で。黒龍(福井)、獺祭(山口)が趣向です。純米や本醸造なら燗付けで、焼酎や白ワインも良いと思います。湯豆腐がシンプルなので、豆腐の大豆の味も、お酒の味も本当にストレートに感じられます。
豆腐だけで飽き足らない場合、黒豚の薄切りや、長葱の白部分、などを追加しています。
ではごゆっくり。

