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気象病とセルフケア

今年は平年より約一週間早い梅雨入りでしたが、台風2号の接近もあり、各所で大きな影響がありました。こういった大きく天気が崩れる前に「何だか体調が優れないな…。」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

皆さんは『気象病』というのをご存知ですか?

気象病とは、天気や気候の変化に伴って起こる、何らかの身体的・精神的な不調の総称です。気圧・気温・湿度など気象の大きな変化、中でも気圧が低下する時に症状が強く出ると言われています。

原因としては、耳の奥にある『内耳』の気圧センサーが、気圧の変化を感知する際に過剰反応。それによって自律神経のバランスが乱れ、様々な不調(頭痛・めまい、関節痛・肩こりなど)を引き起こすと考えられています。

気象病に対しては、普段から自律神経のバランスを整える生活習慣を身につけることが重要です。また症状を和らげるために、セルフケアで内耳の血行を良くすることもおすすめです。

  • ①耳の後ろにある、出っ張った骨のすぐ下にあるツボ(完骨)のあたりに、ホットタオルや温かいペットボトルを当てるとよいでしょう。
  • ②耳のマッサージもおすすめです。
    両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだまま回したりしましょう。
    さらに、手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回してみましょう。
    耳と耳のまわりをもみほぐすことで血行がよくなり、内耳の状態の改善に効果があります。

梅雨明けまでのこの期間、大きく体調を崩さないよう、セルフケアを取り入れながら過ごしていきましょう。

 

訪問看護ステーションFlorence
 看護師 髙橋麻貴

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