すごいぞ!根菜類
今年も厳しい残暑が続いております。暦の上では秋となりましたが、夏バテで食欲がなくなっている方も多いのではないでしょうか。
少しでも効率よく栄養を取って頂きたいと思い、今回は根菜類に注目してみたいと思います。
皆さんは、根菜類を料理する時、皮はどうされますか?
ゴボウやさつまいもなど、皮をむいて水にさらして灰汁を取って…時間も手間もかかりますよね。その調理法、もったいない!です!!
野菜の栄養素は、表皮や皮と身の間の部分が一番豊富に含まれています。皮をむいても十分栄養は取れますが、夏バテを癒すためにも皮つきのままで調理してみてはいかがでしょうか?
おすすめの調理法
●ごぼう
水にさらすと出てくる茶色い灰汁の正体こそ、ポリフェノールです。
しっかりと泥を落とし、レンジで加熱してから、ささがきなど好みの大きさや形にカットして調理すると皮ごと食べられます。
●人参
βカロチンの量が皮つきの方が豊富と言われています。
油と合わせて調理すると、吸収力が高まります。
●大根
イソシアネートという酵素が皮に豊富に含まれていますが、熱に弱いのが特徴です。
しっかりと洗って、皮ごと大根おろしなどにして頂くと良いでしょう。
【注意】
根菜類の内、じゃがいもの皮には微量の毒素が含まれます。
もし緑に変色していたら、必ず皮を剥きましょう。
皮付きフライドポテトなど美味しい料理もありますが、食べ過ぎないようご注意ください。
野菜の栄養素を存分に味わうことができます。
適度な大きさに切って、炊飯器や圧力鍋で調理されると柔らかくなり、食べやすくなります。
他にもいろいろな根菜類がありますので、興味を持たれた方はぜひ調べてみて下さい