『寄り添う』とは、「もたれかかる、そばに寄る」というのが本来の意味です。
物理的に近くに寄る行為を指します。
しかし日常的には、心情的に歩み寄ったり、共感したりする際に使われることが多くあります。
在宅医療において、この『寄り添う』という言葉には様々な意味があり、それが患者様と接する上で非常に大切なことであると考えます。

相手の気持ちに寄り添うということは…

• 1. 物事を俯瞰して考える
• 2. さりげない気配り
• 3. 相手の変化に敏感に気づく
• 4. 相手の話に耳を傾ける
• 5. 様々な人と交流し価値観を広げる
• 6. 自分との共通点を見出す

当院では、スタッフ全員がこのような気持ちで患者様に『寄り添う』ことを各々意識し、行動していきたいと思っております。
ただ、それは簡単なことではなく、患者様から学ばせて頂くことも多くあります。失敗から成功へと繋いでいけるよう、成長していきたいと思います。

当院は2014年4月より、にん内科在宅医療部HeartCareと訪問看護ステーションFlorenceを開設し、皆様のあたたかなご支援のもと、８年が経過しました。
ご案内が遅くなりましたが、訪問診療をお手伝いして下さった神経内科・毛利尚裕医師が、大学医局の人事都合により３月いっぱいをもって退職されました。患者さまとの信頼関係が構築されていたため、患者さまやご家族さまには大変申し訳なく存じます。後任は神経内科・築地諒医師が引継ぎ、診療していきます。
これからも手厚くサポートしていけるよう常に進化し、正しい医療と看護を提供し続けられるよう努力してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

在宅医療部HeartCare
　医療連携マネジメント
　多田光希