備えあれば・・・
このところ新型コロナウイルス感染症のニュースを見聞きしない日はなく、この話題はすっかり日常化してしまっています。変異ウィルスも増加傾向にあり、今後感染拡大は免れないのではないかと不安になられている方も多いのではと思います。『自分を守る、そして他者をも守る。』お互いに思いやりの気持ちを忘れずに、流行収束の日を迎えたいものです。
さて、私は今ほど『備えあれば憂いなし』ということわざの意味を深く考えさせられたことはありません。未だに治療方法の確立していない、コロナウイルス感染症の大流行。地震や洪水といった自然災害と同じく、タチの悪い感染症も忘れた頃にやってくるものなのだな、ということを痛感しております。
地震や水害に対しては平素から最低限の食料・生活必需品の準備、および避難場所の確認を行います。それでは、感染症に対して私たちは何を備えなくてはいけないのでしょうか。
感染症に打ち勝つためには当然、免疫力と体力が必要。そのためには日頃から栄養バランスの取れた食事をすること、適度の運動を心がけ、規則正しい生活を送ること。他には、現在何かしらの病気があれば担当医師と相談の上、しっかりと治療を継続すること。正しい方法による手洗いを習慣化しておくこと、このあたりもポイントになるかと思います。
また、ここ最近は日照時間も伸び、空気も清々しく、体を動かすには最適な季節となっております。お天気の良い日にお散歩をしたり、日光に当たり深呼吸をするだけでも、心のストレスはやわらぎ、免疫力アップにも繋がると思われます。
日頃から『熱が出たらどう対処しようか』、『感染症を疑ったら、誰に相談しようか』、『その時、自分の仕事はだれに頼もうか』、など、備えあれば憂いなしの気持ちで、心に余裕をもって生活したいですね。