インフルエンザウイルス感染が激減
3月5日(金)、厚生労働省は2月22日〜28日のインフルエンザ発生状況を発表しました。
この1週間における定点医療機関からの報告数は46人と、前週と大きな変化はありません。昨シーズンの同時期には23,605人だったので、今シーズンの報告数は昨シーズンの約500分の1となっています。
定点医療機関からの報告をもとに、全国の医療機関を受診した患者数を推計すると約0.1万人で、全国の保健所地域で警報レベル、注意報レベルをこえている地域はありませんでした。
インフルエンザ発生状況が昨年に比べて激減しているのは、国外との往来の減少、受診者の減少など複数の理由があると考えられていますが、多くの方が新型コロナウイルスの感染予防として人混みを避け、マスクや手洗いをしていることもひとつの要因であると考えられます。
『感染予防として効果的な手の洗い方』
石けんやハンドソープを使うと、手の表面の皮脂に付着しているウイルスも洗い落とせます。
手洗い前の手にウイルスが100万個付着していたとすると、1分間の手洗いで数十個(約0.001%)に減らせることになります。
食事前やトイレの後は、流水で15秒の手洗いで十分です。