乾燥肌対策
寒さ、年齢とともに乾燥肌で悩む方が多くいらっしゃいます。
表皮の奥には痒みを伝える神経がありますが、皮膚が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下し、かゆみを伝える神経が通常よりも皮膚の表面近くまで伸びてきます。
外からの刺激に敏感になり、衣服がこすれるだけでもかゆみを感じるようになります。
乾燥肌が原因のかゆみには、皮膚の潤いを保つ保湿剤によるスキンケアが何より大切です。
保湿剤を塗って乾燥肌を治療することで、低下している皮膚のバリア機能を改善することができます。皮膚のバリア機能が回復すれば、皮膚の表面近くまで伸びたかゆみを伝える神経が元に戻り、外からの刺激で起こるかゆみを軽くすることができます。
ポイント
保湿剤はお風呂あがりすぐに塗るのが効果的です。
塗る時は掌で優しく丁寧に。擦り込まないようにして乗せるように塗り広げます。
有効な塗り方は保湿剤を塗る場所数カ所に乗せて、背中の場合は左右に、腕、足の場合は縦方向ではなく、横方向(体のシワ、皮溝に沿って)塗るとムラなく塗ることができます。
塗った部分が光って見える、ティッシュペーパーが付く程度が塗る量の目安です。
乾燥肌対策クリーム塗り方 ポイント
入浴時は熱いお湯、長風呂は避けましょう。
ナイロンタオルなどでゴシゴシと洗うと皮膚を取りすぎてしまいます。
綿などの刺激になりにくいタオルや手で優しく洗いましょう。
石鹸やシャンプーの成分が残らないよう、よく洗い流しましょう。
ポイント
空気が乾燥すると、皮膚が乾燥してかゆみもひどくなります。
部屋に加湿器を置いたり、濡れタオルを1枚つるすなどして、適度な湿度を保ちましょう。
冷暖房のきかせすぎに注意し、電気毛布やこたつの温度は低めに設定しましょう。
ポイント
皮膚を刺激するとかゆみがひどくなります。
肌着など直接触れる衣類は、チクチクしない木綿や絹など刺激の少ないものにしましょう。
ポイント
掻くと症状がひどくなって赤身のある湿疹になったりします。
できるだけ掻かないようにしましょう。
爪は短く切っておきましょう。
保湿剤はクリーム、軟膏、ローションなどありますので、気になる方は医師にご相談下さい。