ten park 新聞 11月号
第14回
「認知症のあれこれ」任先生講演会
企画 任先生の講演会+質問会
認知症の症状から対応、お薬のことや天白区の取り組みのお話まであり、書きたいことが多すぎる講演会でしたが、一部を紹介したいと思います。
認知症症状に対しての関わり方のお話しでの一場面。
「認知症であっても、そうでなくても、人と人との付き合いなので、どちらかが我慢をしてというわけではない。ただ、その症状は認知症の症状だと理解し、それを頭の片隅に入れて対応することが大事。」という先生のお話がありました。
認知症の方も一人の人。人としての尊厳を守りながら寄り添うために、認知症を理解することの必要性と、頑張り過ぎないよう周りの方の心を大事に想う言葉。
皆さんの顔を見渡していて、硬かった表情が和らぎ、ホッとされたような空気感を感じた瞬間でした。
次の機会では、先生との意見交換会と質問会を中心とした企画ができればと考えています。
「天白区の方が幸せになるために」ten parkは地域の方のよりゐる場として、運営に力をいれていきますのでよろしくお願いします。
認知症と物忘れは違います!(歌:MS小島さん)
認知症の医学的な話は少し硬くなってしまうところでしたが、そこで登場したのがMS小島さん。名曲「地上の星」の替え歌で「日常のドジ」を歌っていただきました。皆さん共感しつつ、ついつい笑ってしまう歌詞。小島さんの歌唱力にのせられ、手拍子あり、笑いありと場が盛り上がったひとときでした。