「良質な睡眠」
梅雨に入り、とても湿度の高い日が続いています。今年の夏も猛暑が予想される中、今回は「睡眠」の大切さについてお話をしようと思います。
慢性的な睡眠不足は日中の眠気、意欲や記憶力の低下などを引き起こすだけでなく、体内のホルモン分泌や自律神経の乱れなどに大きな影響を及ぼすと言われています。
睡眠不足が続くと…
1.食欲を増進させるホルモンの分泌が増える。
2.自律神経の乱れにより、血圧の調節が上手くいかなくなる。
3.血糖値を下げるインスリンの分泌量が減り血糖値が上がりやすくなる。
このように、睡眠不足は生活習慣病にも大きく関わってきます。
「良質な睡眠」のポイント
①日の光を浴びましょう。
人の体内時計のズレを修正する重要なものは「光」です。
朝はカーテンを開けて部屋に日の光を入れましょう。
②適度な運動を行いましょう。
体操や散歩など、少しでも身体を動かすようにしましょう。適度に体を動かすことで心地よい疲れを得られ、自然と眠りにつくようになります。
③3食しっかり食べましょう。
3食しっかり食べることは、生活リズムを整えることに繋がります。
④寝る直前に食べるのは控えましょう。
夕食は就寝の2時間前までに済ませるようにしましょう。
「睡眠の質」を高めて、暑い夏を乗り切りましょう。