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スマホ認知症

皆さんは【スマホ認知症】という言葉をご存じですが?

最近巷で話題になっているもので、長時間スマホを利用する人に、アルツハイマーと似た物忘れの症状が出てしまうものです。
スマートフォンの登場は生活に劇的な変化を起こし、動画やゲームなどの娯楽や趣味にまで、今や生活に欠かせない便利なアイテムになっています。そのため、2021年の使用時間調査では平均1時間18分でしたが、2024年には4時間37分と、約3.5倍と大幅に増えています。
スマホ認知症の原因は、簡単に言うと脳の疲労です。
様々な情報で脳があふれかえり、必要な情報が取り出せず物忘れのような症状となって出てしまいます。
「顔はわかるけど名前が出ない!」など、わかっているのに出てこないというのがよくみられる症状です。

[記憶]は脳の海馬というところで短期記憶から長期記憶へ書き換えられ、大脳皮質へ送られます。
記憶を思い出す際には、海馬で取り出したい記憶が検索され、大脳から必要な記憶を呼び起こすという作業が行われています。
一説では、江戸時代の人の1年の情報量を、今の人は1日で取り入れているとも言われています。

私自身最近物の名前や人の名前も出にくくなってしまいました。
このスマホ認知症が治らないのか?というと、生活習慣の見直しで改善が期待されると言われています。
スマホをよく使われる方、スマホから距離をとって私と一緒にスマホデトックスしてみませんか?

    【スマホデトックス】

  • ①スマホの使用時間を短くする
      ➡1日2~3時間に制限する。全く使用しない日を作る
  • ②就寝2時間前にはスマホの使用をやめる
  • ③単調な作業を行う
      ➡千切りや草抜き、窓拭き等
  • ④趣味の時間を作る
  • ⑤自然の中で過ごす(公園など緑の見える場所でもよい)

訪問看護ステーションFlorence
 看護師 山下 美智子

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