乾物ヨーグルト
干ししいたけ、切り干し大根、高野豆腐、きくらげ、ひじき、寒天……。
これら乾物は長期保存が効くだけでなく、天日干しをすることでうま味や香りが増し、ビタミンE、D、食物繊維、鉄分、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルなど生で食べるより何倍もこれら栄養価が高くなる日本古来のスーパーフードです。
この乾物を戻す際に水の代わりにヨーグルトを使うとさらに栄養価を高める事が出来ます。
ヨーグルトには上部にある水分に含まれる「ホエイ」という良質たんぱく質とヨーグルトに含まれる乳酸菌があります。
乾物に含まれるカリウムやビタミンB群などの多くは水で戻すとき失われてしまいますが、ヨーグルトでもどすとカリウムやビタミンB群をキープできます。体内への吸収率も上がり、ヨーグルトの良質たんぱく質も加わり、栄養価が高まります。生活習慣病、更年期障害、骨粗鬆症、むくみ、貧血、便秘など様々な症状に効果が期待できます。
作り方は簡単で、タッパーに乾物を入れ、その上に見えなくなるくらいのヨーグルトをかけ、混ぜます。蓋をして7~8時間冷蔵庫に入れれば出来上がり。乾物についたヨーグルトはそのまま使います。
※ひじきには天然の有機ヒ素が含まれているため、水で戻す場合も戻した水は捨て、洗って使用します。ですから乾物ヨーグルトにひじきは向きません。ひじき以外の乾物でお試し下さいますようご注意下さい。
コメントを残す