片頭痛
熱く盛り上がりをみせたパリオリンピックも終わりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏の疲れ、台風の季節、気圧の変化も起こりやすく、片頭痛持ちの方にはつらい季節となりました。
- 【片頭痛とは】
片頭痛とは、ズキズキと脈打つような痛みが特徴的な頭痛です。
主にこめかみや目の周辺が痛み、症状は4時間から数日程度続くといわれています。頻度は人によっても異なりますが、1ヶ月に1回~2回、多い場合は1週間に3~4回痛みが起こる場合もあります。
月の半分以上、慢性的な片頭痛となっている場合もあります。
ほかの頭痛との見分け方として、
①閃輝暗点(眼がチカチカする、視界がぼやける、視界が欠ける)
②光、匂い、音などで痛みが悪化する
③血管がどくどくする、拍動性の頭痛
④吐き気、嘔吐
の症状がある場合は、片頭痛である可能性が高くなります。
- 【片頭痛が発生する主な原因】
片頭痛の引き金となる誘因としては、体質など遺伝的な要素やストレス、睡眠不足や寝すぎ、飲酒・光・音・においなどの刺激、月経周期、天候など、様々なものが挙げられます。
どれが誘因になるかは人それぞれ異なりますが、これらが複数重なることにより、片頭痛が生じると考えられています。 - 【片頭痛への対処法】
予期しないタイミングで襲ってくる片頭痛と上手に付き合うためにも、痛みに悩んでいる方は対処法を把握しておきましょう。
・規則正しい生活を心がける
・自分にとっての適正な睡眠時間を探す
・ストレスを上手に発散する
・痛みがないときは適度な運動をする
・片頭痛の誘因をできるだけ避ける(光、アルコールなど)
・片頭痛の発作が始まったら、頭を冷やし、静かな暗い部屋で刺激を避けながら休む
まだ残暑厳しい季節ですが、心身ともリラックスして秋の夜長を楽しめるといいですね。