医療法人玲生会にん内科

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訪問看護ステーション Florence

にん内科通信

春の熱中症に注意

2018.5.17

新緑が美しい季節になりました。
この時期は日ごと、時間ごとの寒暖差が大きく体調を崩しやすいので注意が必要です。熱中症の対策も必要です。
熱中症患者の半数が65歳以上の高齢者です。
お年寄りが熱中症になりやすい理由として以下のことが挙げられます。

①体内の水分不足
若者と比べ体内の水分量が低いため、脱水症状に陥りやすくなっています。
また加齢とともに老廃物を出す機能が低下するため老廃物を出そうと尿の量が増えます。

②暑さを感じにくい
暑さやのどの渇きを感じにくくなるなど、体が出しているSOS信号に気づきにくくなっています。

③暑さに対する調整機能の低下
高齢者は体温調整が低下しているため、体に熱がこもりやすく、若年者よりも循環器系への負担が大きくなります。

④無理をする
周囲に迷惑をかけたくない、体が冷えるのが嫌だ、夏は暑いものだから、我慢。などと無理をしたり自分の生活スタイルの変化を嫌う人もいらっしゃいます。
加齢による体の変化。さらに気候の変化。真夏日、熱帯夜のように年々夏は暑くなっています。
今までと同じ夏の過ごし方では対処できないことを理解することも大切です。

【具体的な熱中症の防ぎ方】

こまめな水分補給
普段通り食事が摂れていて、汗を沢山かいてないときは水、麦茶(カフェインのないお茶)で大丈夫です。
汗を沢山かいたときはスポーツドリンクの方が良いです。
日常的な水分補給としては常温で良く、早く体を冷やす必要のある場合は冷たい飲み物が有効ですが、冷たい飲み物を飲み過ぎて体調を壊さないよう注意しましょう。

室温を測る
加齢により若者よりも温度変化に気づきにくくなります。
体感に頼らず、部屋の目立つ場所に温度計を置き、目で確認するようにしましょう。

部屋にこもりっ切りにならず、出られる人は1日1回外へ出る
外に出ないと暑さに慣れません。
高齢者は若者に比べて汗をかきにくいですが、汗をかくのに慣れると出る量も増えるので、散歩などの無理のない範囲で汗をかく習慣をつけましょう。
外に出るのが難しい人は、室内でストレッチなど軽く体を動かすだけでも多少の効果があります。

エアコンを上手く活用し、暑さを和らげる
直接体にあたらない風向きにしましょう。
冷たい空気は下におりてくるので部屋の天井付近に送風するだけでも部屋全体を冷やすことが可能です。エアコンの設定温度を下げすぎると、外気温との温度差が大きくなり、かえって体の負担となるので注意しましょう。

部屋の風通しをよくする
窓を開けましょう。ただし窓を開けて空気を入れても、外の温度が高いと効果が少なく、かえって室温が上がることもあります。扇風機を活用しましょう。部屋の空気を動かすことが重要です。

涼しい服装で過ごす
木綿や麻などの天然素材や、スポーツウェアなどに使われる吸汗・速乾性に優れた素材を使った衣類がお勧めです。

すだれやカーテンで日差しをさえぎる
窓を開けてカーテンを閉めるなど、風は入れても直射日光は入れない工夫をしましょう。

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