医療法人玲生会にん内科

内科・循環器内科
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訪問看護ステーション Florence

にん内科通信

歌うこと

2018.3.15

一人ではなかなか言葉が出ない人も、いつもの歌をみんなと歌う時は安心して一緒に歌えたりします。
音楽そのものが構造と秩序をもっていることで聴いている人を心地よくし、安心感をもたらすということはよく言われていることです。
「安心」して音楽に気持ちを委ねることで、心の自由を得られる瞬間があり、さらに認知症には「安心」ということがもっと大きな意味を持つことがわかってきました。また気持ちを落ち着かせるリラクゼーション効果のほかにも食欲が増す、ぐっすり眠れる、笑顔が増える、などの効果があるそうです。
音楽は「記憶の扉を開けるカギ」とも言われ、子どものときに唄った歌や若いころに流行した曲を選ぶと、回想法と同様に昔のことを思い出して、さらに脳を活性化させる効果も期待できます。
認知症の人がほかの事は忘れても馴染みのある曲は忘れず覚えている、ということはよくあります。

またカラオケで歌う行為について、脳機能の活性化、ストレス軽減、唾液分泌を促しドライマウスを防ぐなど、健康寿命を伸ばす効果が研究されています。
歌うためには独特の、おなかを使って深く呼吸をする「腹式呼吸」を用いますが、これも内蔵の刺激になり姿勢の改善にもつながり、健康寿命を伸ばすためにはぴったりのレクリエーションと言えます。
家庭で行う場合には、特にルールはありません。市販されている音楽CDやテレビで録画した画像などを利用して本人が好きな曲を流したり、歌える人は一緒に思い出の歌を歌ったりするといいでしょう。

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